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百合染野書店(たぶん仮)

小説をgdgdやってきます seasonal girl

seasonal girls 3

今日は春沢七海はいないようだ。そうなると豊橋(季高)節を見張る者がいない。

 

その代わりに2人の少女、小夏飛鳥と辻井秋奈が見張りとなった。

 

 

 

昼休憩の時間になった。いつもなら春沢に教員用の弁当を持ってきてもらい30分かけて食べている。今日は春沢ではなくブロンド髪生徒が持ってきてもらった。
豊橋君、弁当持ってきたよ。」
今日の弁当の中身は白米・ひれカツ・ほうれん草のおひたし・ピーマンの肉詰めの4つ。
いつもなら春沢とその友達と食べている。殆ど無言ではあるが。
今日は少し違う。朝から一緒にいる2人の女子生徒と食べていた。
ブロンド少女も眼鏡少女もどちらも二人分ではないかと思われる弁当を持参していた。
だが、節は殆ど無言。
そんな節を気にかけたのかブロンド少女が話しかけた。
「毎日教職用の弁当食べているの?普段教職用弁当を見たことないから知らなかったけど、これ男子高校生にとっては栄養不足だよ。」
そう言われても節にとっては知ったことではない。食べられればなんでもいい。毎日ファーストフードのハンバーガーでも文句ひとつ言わずに食べるタイプだ。
「確かに、その量は男子には足りないかもな。教職用だから一般人向けの栄養分ぐらいしかないだろうしな。私もサッカー部の朝練あるから人一倍力つけないといけないし。できれば早弁したいけどね。」
「小夏ちゃんそれはだめだよ。風紀委員として注意しないといけなくなるから。それに特別指導までに発展したら面倒だよ。」
「ならないよ。そうなったら色々と厄介だし。停学とか退学になったらサッカー出来なくなるし。」
この山霊女学院は女子サッカーでは県内トップクラスで、入学者の一部はサッカーのスポーツ推薦で入った者もいるという。この眼鏡少女もその中の一人である。
「…サッカー…か。」
節はつぶやいた。誰も気づかないくらいの声で言ったつもりだった。
「どうした高橋。」
「おお!やっと口を開いてくれた!」
珍しい動物が不思議な行動をするのを見るかのような反応だった。
「サッカーで何かあったのか!?」
「…小さいとき…やっていた」
「そ、そうか…」
「へー私全くサッカー知らないからね。運動好きなの?」
節はまた黙ってしまう。前は好きだったが今は動かしたい気持ちがない。
「へー。随分大人しいから運動とかは苦手だと思っていたけど、サッカーやっていたんだ。」
「小夏ちゃん、それは失礼だよ。」
「そ、そうだな。悪い、豊橋。傷つけようとは思って言ったわけじゃないんだ。意外だったからな。」
節は引きこもり前では小学校でサッカー部に、地元サッカークラブに所属していたぐらいのサッカー馬鹿だった。運動神経もほかのサッカー部員より高い。同年代では勝てるやつはいないと呼ばれるほどの実力を持っていた。
今はその体力と気力がひとかけらもない。
「そうだ、失礼なこと行ってしまったお詫びにうちのサッカー部の見学をしてみないか?」
「でも高橋君、放課後になったら職員室に連れて行かないと。」
「その時に説明すればいいだろう。高橋先生ならその辺は許してくれるはずだからな」
節の意見も何も聞かずにことが進んでいく。でも悪い気はしなかった。そりゃ好きなスポーツの練習を見るのを嫌がるはずもない。この強制的な高校生活で初めての楽しみができた気がしていた。
「というわけで豊橋、見学してみようか。」
「そうというなら、ちゃんと栄養取らないとね。」
「秋奈、見学するだけでそんなに体力使うわけじゃないから別にいいだろ。」
「いや、運動部の人は気づかないけど。人間って外に長い時間いるだけでも体力を使うらしいね。それに、やっぱり成長期だからたくさん食べないと大きくなれないしね。」
「なるほど、だとしたら少し疑問に思っていることがあるのだが。」
「え?」
「あたしがたくさんご飯を食べて、身長がほかの女子よりも高いのは理解できる。だけど秋奈もたくさん食べているのに身長ではなくおっぱいのほうにいくのはなんでだ?」
「ちょっと。豊橋君は男子だよ。そんな話しないでよ。」
「いいだろ、ここは女子高だし。おっぱいのワードぐらい出したって問題ないだろ。もっと危ないワード言っているやつよりかはましだ。」
「全然反省してないでしょ!」
節は聞いていて恥ずかしくなっていた。顔は真っ赤だ。その変化に気づいた眼鏡少女が近寄ってきた。
「やっぱ男だね、思春期だね。なんなら一回揉んでみるか?秋奈はこのクラスの中で一番おっぱいが大きくて柔らかいぞ。」
「だからそんな話をしないでよ!」
「ハーレム状態なんだからスキンシップもやり放題だろ。しかも女子選び放題、親である豊橋先生に感謝しとけよ。」
女子ってこういうものなのか…。顔を赤くしつつ戸惑っている節だった。ブロンド巨乳少女も動揺していた。
「それよりも、早く食べ終えないと昼休憩が終わっちゃうよ。小夏ちゃんも早く。」
「5分あれば十分、十分!」

しばらくは3人無言となり各自弁当を食べていた。
女子2人は食べる量が多いというのに難なく食べている。節は一般的な量の弁当をゆっくりと食べている。時間が経つにつれて食べるスピードが減速した。
ピーマンの肉詰め。節はピーマンが苦手だった。誰もが苦手な食べ物があるはず、例外もあるが大半の食べ物は大人になっていくにつれて、嫌いなものはなくなる。
節は高校生だがまだ感覚的な時間は小学生。苦手克服するための糧さえも分からない。
ブロンド少女はそれに気づいた。
「ピーマン、苦手なの?」
まるで読心術でもしているかのような対応だった。
「苦手な食べ物があってもちゃんと食べないと。好き嫌いしちゃだめだよ。」
「なるほど、好き嫌いがないからそのおっぱいの大きさか。」
「だから、それ関係ない!それと話を蒸し返さないでよ!」
「ごめんごめん。でも、確かに好き嫌いはよくないっていうよな。あたしも未だにニンジン食べられないからな。どうすればいいのかな。」
「今度、ニンジンプリンはどうかな?味もあまり違和感がないから食べやすいと思うよ。」
「秋奈って料理とか詳しいよな。」
「よく調べて実践しているからね。」
「いいなあ、あたしには女子力すらないからなあ。」
「よかったら明日ニンジンプリンを持ってきてあげようか?」
「お、マジか。」
「うん。それと節君にもピーマン苦手の人のための料理としてドライカレーを作ってきてあげるよ。」
また勝手に話が進んでいる。
そうこうしているうちに昼休憩は終わった。今日も弁当が残ってしまった。


次の日。また嫌々ながらの1日が始まった。義母と一緒に職員室に入ると、いつも通り春沢が待っていた。さらに昨日の2人がいた。
「小夏に辻井、昨日はありがとうね。この子に部活動を見せるのはとてもいい案だったわ。私も教師としてまだまだなところがあると気づいたわ。…それはそうと、誘導役は機能のみなのに、何故職員室で待っていたのかしら?」
「あたしは豊橋が移動するのが遅いから連れて行く係で」
「私は豊橋君の食事をサポートしようと思いまして。」
「なるほど、それなら今後もこの子の事よろしくね。」
事が勝手に進んでいく。春沢もこれに関してはついていけなかったらしく
「昨日、私がいなかった間に何があったの?」
と耳打ちしてきた。それは節のほうが知りたいことだ。

 

 

あとがき

遅れてしまった( ゚Д゚)

どうも百合染野(ゆりぞめや)です。

正直文章書くのがつらいです。それは昔からで、小学校には読書感想文で原稿用紙1枚で提出したことや、50問の漢字テストで10ぐらいしか回答できない国語力問題児でした。最近中古屋で売っていたDS漢検ソフトをやってみたのですが、結果「漢検4級レベル」と評価されました。つまり、中学校在学レベルです( ゚Д゚)。今大学生だけど、この四年間にどれだけ伸ばせるか。そのために1週間に1つのペースで小説を書いているわけです。

そして、もう1つ問題があります。今回、一部下ネタを入れました。

実際女子高って下ネタオンパレードらしいのでその雰囲気を出してみたのですが、下ネタってどこまでがOKなのか分からないです。某週刊雑誌の下ネタ4コマ漫画ぐらいがいいところなのですかねぇ。その辺のモラルも今後学んでいきます。

 

感想と文章のご指摘お願いします。

よければ下のリンクにももう一つ小説を書いているのでご観覧お願いします。

 

yurizomeya.hatenablog.com